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総合格闘技向上委員会ver.20.0 初めて観た亀田興毅 ~060802_亀田×ランダエタ~ |
marc_nas 2006.08.03 |
私は今日初めて、亀田興毅選手の試合をテレビで観戦しました。今まで弟:大毅選手も含め、一度も観たことがなかったのです。もちろん、紙面やネット、ワイドショウなどでは何度も目にしていますが、我々のサイトでは一度も取り上げたことはありませんでした。試合前、試合後になどによく行うパフォーマンスはいつも興味深く観ていましたが、試合を観ようと思ったことは一度もなかったのです。理由は、端的に言うと"試合を観たいと思うほど興味をそそられなかった"というところでしょうか。ただ、世界タイトル戦ともなれば観なければと思い、この度、重い腰を上げたのです。
グレイシー・トレインを思わせる家族並んでの入場シーン。TBSのお家芸とも言える(HERO'S、K-1MAXなどでも同様)アナウンサーの家族愛を強調する前フリ。興毅選手たっての希望であるというT-BOLANの人の国歌斉唱。対戦相手へのメンチ切り。どれもなんだか安いドラマを観ているようで、滑稽で稚拙。サムライ
TVの「キックの星」という番組の中で我龍真吾選手一家が見せる家族愛、ヤンキー魂とはまるで別物だった。
そして、試合は始まり、1R終了間際に興毅選手がKOされた直後、ビックリするようなシーンが。おぼつかない足取りで、うつろな表情のままセコンドに戻る興毅選手。その興毅選手に対して、いつも喝なのかビンタを張る父:史郎氏。テンプルが揺れて間もない選手の頬を張るなんて、トレーナーとしては信じがたい行為だった。これもまたテレビを意識した父のパフォーマンスなのだろうか、そうだとしてもとても出来の良いトレーナーだとは思えない。
その後の展開はご存じの通り、疑惑の判定となった。ホーム・アドヴァンテージというか、ホームタウン・ディシジョンというか、かなり微妙な判定だったが、この点については目を瞑りたい。他国開催であれば、間違いなく歓喜と落胆の表情は逆だっただろう。
最後に私の言いたいことは二つ。
一つは「屈折した光 ~041014_武士道5~」のリスペクトの項でも述べたが、相手へのリスペクトの心を持てと。プロである限り、試合前のパフォーマンスで観客の観戦欲・ワクワク感を煽ることは然るべきこと。ただ、減量に苦しむ相手の前で骨付き肉をむさぼり食うのはいかがなものかと。また、毎度のように"試合後"に相手陣営につっかかる父の姿。それらには、不快感を憶えた人も少なくないはず。スポーツマンシップとリスペクトに欠けている気がしてならない。
それともう一つは、更なる高みを目指すなら親離れをすべきと。よく目にする父が考案した独自の練習法と独自の減量法。更に、常に「前や!気合いや!」とのスポ根漫画のごときセコンドの声。協栄ジムに移籍したことで、父との離別が見られるだろうかと思っていたが、やはり変わることはなかった。彼ら兄弟の天賦の才能は日本ボクシング界の宝である。それは曲がりなりにも世界王者まで上り詰めたのだから、誰もが認めざるをえない事実。更なる高みを目指すなら、科学的トレーニングと的確なセコンドのアドバイスが必要だと思う。
最後に、TBSへ。恐らく試合後、この判定が様々な論争を呼ぶことだろう。ひょっとすると、ヒートアップしすぎた亀田人気が一気にクールダウンするかも知れない。だが、ドル箱スターへと育て上げ、客寄せパンダとなってしまった稀有の才能を、これからも切り捨てることなく、正当に評価し、どんなことが起ころうとも最後まで面倒を見てあげて欲しい。そう切に願う。
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総合格闘技向上委員会ver.19.0 TV放送では観られない観戦記 ~051231_Dynamite!!~ |
marc_nas 2006.01.14 |
2005年12月31日に大阪ドームにて開催された"K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!"を取材してきました。過去最高の長文ですが、テレビ放送では観ることの出来なかった試合のレポートなど書いています。是非、ご一読ください。stand様にも、同様のコラムを掲載させて頂いております。
よくPRIDEとK-1を比較する人がいるが、成り立ちも競技性も違うのだから、二つのみを比較対象として見ることは間違っている。しかし、こと大晦日の男祭りとDyanamite!!となれば、話は別である。同日開催であり、放送時間も重なるのだから、観客動員はもちろん、テレビ視聴率、マッチメイク、試合の見せ方など比較してみると面白い。そして、お互いにとってもぶつかり合うことで、意識し、競い合い、相乗効果を生むことになるはずである。一昔前までは選手のブッキングなど、双方がイメージダウンに繋がるマイナス効果を生み出してはいたけれど。
音楽で例えると、谷川政権に変わってからのK-1はDynamite!!も含め、ヒットチャートを賑わすソフトを多く抱える大手レーベルに似ている。年末には、レーベル所属のヒップホップからJ-POPアーティストまで、様々な客層をターゲットとしたオールジャンルのコンピレーションアルバムが発表されるのである。そのオールジャンルはのアルバムは、ジャンルを問わないが故に、時にコンセプトを失ったおもちゃ箱的な危険も孕んでしまう。
一方、PRIDEはというと、テクノならテクノのワンジャンルに絞り、世界中から名だたるアーティストを集め、敏腕プロデューサーがレーベルの色をアーティスト達に吹き込む。その結果、テクノ界のコアなファンから、J-POPが好きだった人もテクノへのイントロダクションとして楽しむなど、それぞれを魅了し、一つのジャンルを確立した。年末発表のアルバムに限っては、同日発売の対抗馬の存在も意識しつつ、無党派層も取り込もうと、レーベル批判へと繋がるかも知れぬ爆弾アーティスト(金子賢)の参加も試みた。
まるで、大晦日の「NHK紅白歌合戦」と、テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」のように語ってしまったが、すなわち、Dynamite!!と男祭りはそれぞれ違ったカラーを打ちだし、大晦日にお茶の間にてザッピングされたのだ。私達がお茶の間ではなく大阪ドームにて体感してきたDynamite!!のレポートをここに。
会場に入る際に渡されたパンフレットには、一枚刷りの紙が挟まれていた。そこには、男祭りと牽制し合い当日発表となった試合順が書かれた。豪華面子の大トリに据えられたのは、TV放送と同じく須藤元気 vs. 山本“KID”徳郁戦。清原和博選手の開幕宣言で一気に爆発した大阪ドームに、K-1のお家芸である炎の演出により会場のヴォルテージは一気に加速する。開会宣言後の全選手紹介では、ボビー・オロゴン、魔裟斗らを凌ぎ、須藤、KIDへの声援は異常な程大きいモノであった。
そんなヴォルテージの中、始まったピーター・アーツ×大山峻護戦はあっという間の秒殺決着で、意外にも会場は盛り上がらず。「あっ!アーツ、タップしちゃった」といった感じで、会場は戸惑い気味。少し怪しい雲行きのスタートとなった。
第2試合のジェロム・レ・バンナ×アラン・カラエフ戦は、1Rこそ大味なグラウンドの攻防となったが、2Rできっちりバンナが極め、なんとか会場も盛り返す。試合後、控え室から担架で運ばれるカラエフがなんとも無惨であった。
第3試合は問題の中尾芳広×ヒース・ヒーリング戦。試合開始前の両者が睨み合うシーンは、もう見慣れた風景。そこで、挑発の意味の中尾のキスにより、ヒーリングが怒り、パンチを放ったのだ。そのパンチはミッキー・ロークばりの猫パンチだったのだが、中尾がノビてしまった。これは、個人的見解だが、リングに上がし者、上がった瞬間から闘いは始まっているのではないか。臨戦態勢の相手に、睨み合ったりキスしたりするなら、ポーズではなく覚悟を持って行わなければ。刃は向き合ってなくとも、互いに腰に据えた刀に手は掛けてあるのだから。数試合経過後、マイクでヒーリングの反則負けが宣告されたが、どうも腑に落ちなかった。
そして、不穏な空気が流れる中、期待の永田克彦×レミギウス・モリカビュチス戦。試合前半は永田のテイクダウンが決まる度、盛り上がっていた会場だが、その後の展開が見えないのに気付くと徐々にトーンダウン。トイレに立つ人の姿も目立つ。「所詮アマチュア上がり」との声が聞こえてきそうだが、永田のポテンシャルにはやはり今後期待したいと感じた。
お祭りのはずが、お祭りの割にはというべきか、盛り上がりに欠ける中、レミー・ボンヤスキー×ザ・プレデター戦スタート。ZERO-ONE時代と変わらぬサービス精神で、入場時にチェーンを携えるプレデターになんとも好感を憶える。試合後の囲み会見でもチェーンを携えるあたりに、ハートをキャッチされてしまった。試合でも見事な負けっぷりで会場を沸かせてくれるのかと思いきや、全盛期のサップを思わせる猪突猛進ファイトで想定範囲外の善戦。スプリット・デシジョンでレミーの勝利が告げられた瞬間、会場にはブーイングさえ起こった。大会終了後の、谷川Pの総括でも「僕はプレデターでよかったんじゃないかなぁ」と。なんとも残尿感の残る結果となった。
ダルダル感の漂う空気を払拭してくれたのは、武蔵だった。試合後の「何かが起こると覚悟していて、構えてた部分もあった」との言葉通り、ボブ・サップの後頭部パンチによる5分間の中断。それを、3分間でいいとの武蔵の申し出に会場は沸く。再開後にダウンを取られるも、その後の怒声をあげながらの感情の籠もった猛打に会場がまた大いに沸いた。ただ、少し感じたのが、武蔵は昔から相手に背を向けるシーンをよく目にする。ルールに守られており、後頭部への打撃は反則なのは分かっているが、石井館長がいれば、叱咤したに違いない。
魔裟斗×大東旭戦は、テレビ放送の通り、魔裟斗の横綱相撲。魔裟斗の試合前のVTRや会見での発言からも王者の誇り、MAXを背負う責任感などプロ意識の高さを感じた。それは、武士道においての五味のスタンスに類似しているなと思った。開始直後に放ったローキックが、骨折あけの左足によるものであったことが、またそれを物語っていた。
セーム・シュルト×アーネスト・ホースト戦は、試合後の両者のコメントが気になった。シュルトの「ホーストはワンマッチだけでなく、今後、戦うこと自体を考え直した方がいいのではないか」と言い放ち、それを記者がホーストの会見時に伝えると「続けるかどうかはシュルトではなく、私が決めることだ。今回は負けたと思っていない。たまたまヒザをもらって、ケガになってしまい終わっただけ。シュルトが何かを言うべきではない」と。ミルコとシカティックが如く、同郷同士の確執なのか、なんとも険悪な雰囲気を感じてしまった。確執ではなく、いいライバル心に転化すればいいのだが。
この試合後、休憩。休憩明けに矢沢永吉氏が登場。会場には、おおよそ格闘技会場では目にしない矢沢信者と思しき人達が沢山いた。試合中も、試合を観るでもなく、通路やトイレで何度も目にした。リングインの際は、ライヴでお決まりの掛け声なのか声を荒げ、一般客の心中は定かではないが、会場は暖かく迎え入れていた。お祭りムードにも一層、拍車がかかった。
そして更に、ボビー・オロゴンの入場で会場のヴォルテージはマックスに達する。二選手の一挙手一投足に、観客も一喜一憂する。それだけに、マウントを取り動かない曙に野次が飛ぶが、それもまたヒートアップの証拠。色物と言われ、他の試合とは色合いは違えど、会場を盛り上げると言うベクトルに関しては同方向。誰かが言っていたが、曙が負けるのを見て、大晦日を感じると。曙(夜明け方)から、年が明け正月を迎える。これもまた、格闘技界の大晦日の風情となるのだろうか。
そして、セミのホイス・グレイシー×所英男戦は今回の私的ベストバウト。所は試合後、反省しきりだったが、難攻不落のホイス相手にいつもと変わらぬ目まぐるしい攻防を繰り広げ、コアなファンならずとも興奮を憶えたはず。所の勢いはstayどころか、更にstand out、これからの躍進にまた大きく心が膨らんだ。逆に、巧さを感じるも、ホイス時代は終演を迎えつつあるのではないか。打倒グレイシーを掲げてきた日本格闘界は、既にグレイシーを美味しい餌とまで思えるようになっている。そして、ヒクソンやヘンゾ兄弟の世代はもう"済み"で、ホジャーら次世代グレイシーのこそ"未"で倒すべき相手だと感じた。
そして、大トリは須藤×KID戦。キッチリ極めて、気持ちよく年を越させて欲しいとの念が、両選手、そしてレフェリーにまで伝達したのか。少しストップが早いのではないかとの声もあったが、須藤の目が一瞬飛んでいたようにも見えるし、妥当なレフェリングではないだろうか。HERO'Sスーパーヴァイザー:前田日明氏に、「仲間内での練習環境を変えろ」と助言されたKIDと、「相手のバランスが崩れるのを待つ"釣り"戦法も行き過ぎるといかがなものか」と苦言を呈された須藤。そんな両選手とも、この大舞台で最高のパフォーマンスを見せ、観客も前田氏も満足だったのでないだろうか。前日の会見で「前回の2試合(ホイラー戦・宇野戦)が自分にとっての決勝だと思っているので、今回は簡単にベルトが巻けると思う」との挑発めいた発言をしていたKIDも、試合後に須藤に駆け寄り「よくやった」と勝者の余裕か、労いの言葉を掛けていたのもまた、KIDらしい「試合後はノーサイド」の心地よい光景だった。須藤が試合後「悔しさを受け入れて、次へ。ここでしゃがんで、ジャンプするように」と言っていたが、助走が長い方が高く飛べると信じたいし、そう願いたい。7月・9月と続いたミドル級トーナメントを締めくくる意味でも、一年を締めくくる意味でも素晴らしい二人の闘いであった。
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総合格闘技向上委員会ver.18.0 終わりし伝説と生き長らえし伝説 ~051023_PRIDE.30~ |
marc_nas 2005.11.06 |
20005年10月23日にさいたまスーパーアリーナにて開催されたPRIDE.30をスカパー!にてTV観戦致しました。格信犯ブログ用に執筆した短い駄文ではあるのですが、せっかくなのでこちらに掲載させて頂きます。各試合についての、ショートコメントですので、いつもより読みやすいかと思います。試合結果と共にどうぞ。
第1試合 ヘビー級
●戦闘竜(アメリカ/チーム・ファイティング・ドラゴン/114.0kg)
○ズール(ブラジル/B-TOUGH/184.0kg)
1R 1'31" TKO (レフェリーストップ:四点ポジションからの頭部への膝蹴り)
●戦闘竜(アメリカ/チーム・ファイティング・ドラゴン/114.0kg)
○ズール(ブラジル/B-TOUGH/184.0kg)
1R 1'31" TKO (レフェリーストップ:四点ポジションからの頭部への膝蹴り)
スールのキャラクターに人気者になり得る可能性を感じる。
しかし、ミスジャッジ気味のレフェリングの戦闘竜に同情票。
しかし、ミスジャッジ気味のレフェリングの戦闘竜に同情票。
第2試合 ミドル級
○ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー/92.7kg)
●ムラッド・チュンカイエフ(チェチェン共和国/ゴールデン・グローリー/92.2kg)
1R 3'31" ヒールホールド
○ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー/92.7kg)
●ムラッド・チュンカイエフ(チェチェン共和国/ゴールデン・グローリー/92.2kg)
1R 3'31" ヒールホールド
チェチェン共和国出身というチュンカイエフに高いポテンシャルを感じる。
フィニッシュの足関節には興奮を憶える。
フィニッシュの足関節には興奮を憶える。
第3試合 ヘビー級
○ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロージャン/124.0kg)
●アレクサンドル・ルング(ルーマニア/リバティー柔道クラブ/175.0kg)
1R 2'13" KO (スタンドパンチ連打)
○ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロージャン/124.0kg)
●アレクサンドル・ルング(ルーマニア/リバティー柔道クラブ/175.0kg)
1R 2'13" KO (スタンドパンチ連打)
ルング、リングに上がる資格なし。
トンプソンは剛力、チェ・ムベなき今、強さ以外で人気を博する可能性大。
トンプソンは剛力、チェ・ムベなき今、強さ以外で人気を博する可能性大。
第4試合 ミドル級
●横井宏考(日本/チーム・アライアンス/92.9kg)
○クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/ゴッズ・ストリート・ソルジャー/92.9kg)
1R 4'05" KO (サッカーボールキック)
●横井宏考(日本/チーム・アライアンス/92.9kg)
○クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/ゴッズ・ストリート・ソルジャー/92.9kg)
1R 4'05" KO (サッカーボールキック)
悔しいが、横井と世界トップレベルとの差を感じる。
第5試合 ヘビー級
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム/108.8kg)
●ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/チーム・クロコップ/105.0kg)
判定2-1 (小林=ハリトーノフ/ハミルトン=ヴェウドゥム/大橋=ハリトーノフ)
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム/108.8kg)
●ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/チーム・クロコップ/105.0kg)
判定2-1 (小林=ハリトーノフ/ハミルトン=ヴェウドゥム/大橋=ハリトーノフ)
裏メインとも言われ、期待大だっただけに、噛み合わない内容に落胆。
ヒョードルへの挑戦権を賭けた互いに勝利至上の試合だが、
他人の土俵に踏み込むプロフェッショナルスピリットも必要ではないのか。
しかし、最も必要なのはドロー裁定という選択肢
こんな試合に判定は無用!
ヒョードルへの挑戦権を賭けた互いに勝利至上の試合だが、
他人の土俵に踏み込むプロフェッショナルスピリットも必要ではないのか。
しかし、最も必要なのはドロー裁定という選択肢
こんな試合に判定は無用!
第6試合 ミドル級
○瀧本誠(日本/吉田道場/81.0kg)
●ユン・ドンシク(韓国/フリー/90.8kg)
判定3-0 (三宅=瀧本/大橋=瀧本/小林=瀧本)
○瀧本誠(日本/吉田道場/81.0kg)
●ユン・ドンシク(韓国/フリー/90.8kg)
判定3-0 (三宅=瀧本/大橋=瀧本/小林=瀧本)
両者共に試合後半ガス欠。
走り込みを含め、もっと準備期間が必要なのでは。
走り込みを含め、もっと準備期間が必要なのでは。
第7試合 ミドル級
○桜庭和志(日本/高田道場/92.4kg)
●ケン・シャムロック(アメリカ/ライオンズ・デン/92.6kg)
1R 2'27" KO (右ストレート)
○桜庭和志(日本/高田道場/92.4kg)
●ケン・シャムロック(アメリカ/ライオンズ・デン/92.6kg)
1R 2'27" KO (右ストレート)
オープニングVTRで既に涙。
シャムロック兄には少し同情するが、素直に喜びたい。
終わりし伝説と、辛うじて生き長らえる伝説と言ったところか。
シャムロック兄には少し同情するが、素直に喜びたい。
終わりし伝説と、辛うじて生き長らえる伝説と言ったところか。
第8試合 ヘビー級
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ/102.0kg)
●ジョシュ・バーネット(アメリカ/新日本プロレス/125.0kg)
判定3-0 (三宅=ミルコ/足立=ミルコ/小林=ミルコ)
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ/102.0kg)
●ジョシュ・バーネット(アメリカ/新日本プロレス/125.0kg)
判定3-0 (三宅=ミルコ/足立=ミルコ/小林=ミルコ)
ジョシュのたるんだ腹に試合のブランクを感じつつも、やはり期待。
健闘するが、万全の体調での試合を観たかった。
ミルコよ、勝利の後に、何が見えた?
ノゲイラ?ヒョードル?それとも?
健闘するが、万全の体調での試合を観たかった。
ミルコよ、勝利の後に、何が見えた?
ノゲイラ?ヒョードル?それとも?
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総合格闘技向上委員会ver.17.0 リング外で見た友情 ~050923_K-1@大阪~ |
marc_nas 2005.10.03 |
今回ほど、コラム執筆に手こずった大会はなかった。というのも、何も感じなかったのだ。いや、正確にいうと熱くなれなかった。元々、立ち技格闘技より、総合格闘技が好きと言うのもあるが、K-1 MAXには毎回熱くさせられるし、魅力と可能性を非常に感じる。ではなぜ今回、熱くなれなかったのか。それを、自己解決する意味でも、数試合を振り返ってみたい。
第3試合 GP一回戦 3分3R(延長1R)
○レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー/昨年ベスト8)
●ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場/昨年3位)
判定3-0 (御座岡30-26/川上30-26/大成30-26)
※2R右フックでガオグライに1ダウンあり
○レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォー・ファイトアカデミー/昨年ベスト8)
●ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場/昨年3位)
判定3-0 (御座岡30-26/川上30-26/大成30-26)
※2R右フックでガオグライに1ダウンあり
谷川流のカラーの違う者同士の分かり易いマッチメイク。私はガオグライのヘビー級戦線での闘いには反対ではあるが、名勝負の予感。蓋を開けてみると、噛み合わず、セフォーがなんとか盛り上げようとするも、結果的に興奮には至らず。
第4試合 GP一回戦 3分3R(延長1R)
○ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム/GP最終予選優勝)
●リカルド・ノードストランド(スウェーデン/ヴァレンテュナ・ボクシング・キャンプ)
判定3-0 (御座岡30-29/川上30-27/大成30-27)
○ルスラン・カラエフ(ロシア/マルプロジム/GP最終予選優勝)
●リカルド・ノードストランド(スウェーデン/ヴァレンテュナ・ボクシング・キャンプ)
判定3-0 (御座岡30-29/川上30-27/大成30-27)
マンネリ化する面子の中で今回、ホンマンと並び期待の新星カラエフ。ホーストとの世代交代の闘いが期待されたが、残念ながらホーストの皮膚炎による欠場で消滅してしまった。そこで、カラエフの圧勝を願うが、意外に苦戦を強いられる。しかし、ポテンシャルの片鱗は垣間見ることが出来た。
第6試合 スーパーファイト 3分3R(延長1R)
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム/昨年優勝)
●アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム/昨年ベスト16)
4R 判定3-0 (御座岡10-9/岡林10-9/梅木10-9)
3R 判定1-0 (御座岡30-30/岡林30-29/梅木30-30)
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/メジロジム/昨年優勝)
●アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/チヌックジム/昨年ベスト16)
4R 判定3-0 (御座岡10-9/岡林10-9/梅木10-9)
3R 判定1-0 (御座岡30-30/岡林30-29/梅木30-30)
前人未踏の三連覇を目論む王者vs.才能を生かし切れない日陰暮らしのイグナショフとの因縁の対決。絶対王者となるべきレミーの決勝GPへのステップアップを期待するも、消化不良に終わる。同じオランダ人ホーストへのオマージュか、見事なコンビネーション。見栄えのする派手な技は封印し、地味に判定勝利するあたりに、またホーストを見た気がした。
第7試合 GP一回戦 3分3R(延長1R)
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/レ・バンナ・Xトリーム・チーム/昨年リザーバー)
●ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー/インターコンチネンタルGP優勝)
1R 2'13" KO (3ダウン:右フック)
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/レ・バンナ・Xトリーム・チーム/昨年リザーバー)
●ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ/フリー/インターコンチネンタルGP優勝)
1R 2'13" KO (3ダウン:右フック)
今回、最も興奮した試合。プライベートでも交流のあるというグッドリッジにローを打ち込むバンナは非情にも映ったが、それは試合を早く終わらせたいという友情からだったのだ。
それを確信したのは試合後のこと。先にリングを降り、足を引きずりながら退場したグッドリッジ。リング上で表彰され、遅れて退場したバンナが足早に花道を後にし、控え室に戻るグッドリッジをオンブしていたのだ。その後ろ姿に、彼らのリング上で魅せるプロフェッショナルと、リング外で見せる闘った男同士の友情を見た気がした。
第9試合 GP一回戦 3分3R(延長1R)
○武蔵(日本/正道会館/昨年2位)
●フランソワ・ボタ(南アフリカ/バッファローズ/昨年3位)
判定3-0 (御座岡30-29/川上30-27/大成30-29)
○武蔵(日本/正道会館/昨年2位)
●フランソワ・ボタ(南アフリカ/バッファローズ/昨年3位)
判定3-0 (御座岡30-29/川上30-27/大成30-29)
今大会こそは日本人王者をとの期待を背負った武蔵が地元大阪で観客にどういったファイトを魅せるのか。そこに着目して試合を見つめた。ある意味、去年までと同じく順調な仕上がりを見せたともとれるが、あえて苦言を呈すと、代わり映えのしないファイトに少々落胆してしまった。
第10試合 GP一回戦 3分3R(延長1R)
●ボブ・サップ(アメリカ/チーム・ビースト/ジャパンGP優勝)
○チェ・ホンマン(韓国/フリー/アジアGP優勝)
判定0-2 (御座岡28-29/岡林28-30/梅木29-29)
※3R膝蹴りでサップに1ダウンあり
●ボブ・サップ(アメリカ/チーム・ビースト/ジャパンGP優勝)
○チェ・ホンマン(韓国/フリー/アジアGP優勝)
判定0-2 (御座岡28-29/岡林28-30/梅木29-29)
※3R膝蹴りでサップに1ダウンあり
説諭したいことは山ほどあるが、観客が最も盛り上がったのはこの試合。瞬間最高視聴率をマークしたのもこの試合。今の私が求めているものと、一般視聴者が求めているものには大きな差があり、温度差を感じられずにはいられなかった。実際、私も興奮したが、やはり一過性のもので試合後の余韻はいいものではなく、考えさせられた。
以上、簡単ではあるが数試合の寸評をしてみた。これらから分かった私が熱くなれなかった理由は、消化不良の判定試合の多さ、噛み合わないマッチメイク、一過性で先の見えないマッチメイク、王者の強さの威厳不足、以前も見たような試合内容など。今回に限った事ばかりかも知れないが、私が一観客ならTV観戦でもよかったのではないかと思ってしまったと思う。
決勝GPでの組み合わせは、バンナ×アーツ以外は魅力的なカードが出揃ったので、アツクなれるような試合を是非見せて欲しい。また、今回順当に8強が勝ち上がった感があるので、いい意味での裏切りにもまた期待したい。
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総合格闘技向上委員会ver.16.0 全国の皆さん所英男を見てください ~050706_HERO'S~ |
marc_nas 2005.07.09 |
所英男が地上波で鮮烈なるデビューを飾った。しかも、相手はパウンドフォーパウンド(全階級の選手を同階級と考えた場合)で最強と謳われ続けたアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラことペケーニョに。
ZST4兄弟として、小谷直之・矢野卓見・今成正和と共にZSTGPで活躍。その後、矢野・今成が抜け、小谷とのエース対決で敗れ、優勝を至上命令としてZSTGP2に挑むも、大石真丈に敗れレミギウス・モリカビュチスに優勝をさらわれる。名勝負製造機と言われ続けるも、日の目を浴びることはなかった。そんな所に一世一代のチャンスが巡ってきた。舞台はHERO'S。しかも相手はあのペケーニョ。しかし、山本“KID”徳郁、ボブ・サップらの出場する今大会ではマニアには注目されるも、地上波ではカットされてしまうんだろうと思っていた。しかも、壮絶な負けっぷりで。ところが、蓋を開けてみれば、必殺技ギロチンチョークから逃れ、大逆転勝利。プロレスファン所の狙ったのか狙わないのか、風車の理論とも言うべき闘い。判官贔屓無しに称賛を送りたい。
ずっと昔から所英男を見守り続けたシンジニシムラさんを知っている私は、勝手に自分まで親心でテレビに向かって「全国のみなさん、これが所英男です。所を見てください」と叫んだ。川口能活の清水商業時代の大滝監督が静岡地区予選で優勝した際のお立ち台インタビューで「全国のみなさんに能活を見てもらえることが嬉しい!」と涙ながらに叫んだのと同じく。「PRIDEやK-1以外にも、いい選手はいるんです。みなさん分かってもらえましたか?」と明日、会社の中心で所を叫ぼう。
