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ver.7.0 はっぴぃえんどの法則 ~040620_桜庭×シェンブリ~

marc_nas
2004.07.09
 今回UPするコラムがなかったので、PRIDE GP 2004 2nd Round前に執筆したもののお蔵入りする予定だった僕のコラムを掲載することになりました。掲載するにはクオリティが低く、内容も大会前のものすが、よろしければご一読下さい。
 PRIDEにはかつてはっぴぃえんどの法則というのがあった。それはメインでの桜庭和志の勝利。これがPRIDEの人気の秘訣でもあり、幸せな結末を来場した誰もが目にし、笑顔で会場を後にできるという法則であった。しかしその法則はもろくも崩れ去っていった。
 過去のPRIDE全大会中、桜庭は実に9大会でメインを務めあげている。もちろんこれは他のどの選手より多い。PRIDE.13でのヴァンダレイ・シウバ戦の敗北を機にはっぴぃえんどの法則は崩れ始め、それでもDSE(PRIDE運営会社)とファンは桜庭を信じメインに据え勝利を懇願した。ところがその「春よこい、桜よ咲け」との期待とは裏腹に敗北が続き、サッドエンドの法則となってしまったのだ。メインで桜庭が敗北し鬱な気分のまま会場を後にするという法則に成り代わってしまったのだ。
 今回のPRIDE GP 2004 2nd Roundでは桜庭はオープニングマッチ(第一試合)に抜擢された。ハッピーエンドの法則は消え去ったのかも知れない。しかしファンの向かい風をあつめて、今大会より桜庭は新たな法則ハッピースタートの法則を築き上げてくれると信じたい。
<加筆分>
 桜庭にとっても仕切り直しのリスタートを切らねばならなかったが、結果、ハッピースタートの法則と呼ぶには物足りない試合内容となってしまった。しかしまた次回こそはと期待してしまうのである。
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