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「旧イチゲキヒッサツ」出張版引かない漢、“チェ・ム・べ” |
Guest 2004.11.13 |
いむてく 32歳 流浪の格闘技ファン 電気機器技師
旧イチゲキヒッサツ管理人。プロレス及び格闘技観戦歴2X年。知識はありませんが、観戦歴の長さだけなら負けません。近年、PRIDEにどっぷりつかっているようです。流浪の格闘技ファンの次の行き先は・・・?
旧イチゲキヒッサツ管理人。プロレス及び格闘技観戦歴2X年。知識はありませんが、観戦歴の長さだけなら負けません。近年、PRIDEにどっぷりつかっているようです。流浪の格闘技ファンの次の行き先は・・・?
今興行では、タイトルマッチをはじめとする大物ぞろいのビッグマッチが多くマッチメイクされました。しかしながら、名前を見た限りではその影に隠れてしまいがちなカードが・・・。第2試合 ソラ・パラレイ vs チェ・ム・ベ。
私個人として、全く知らない選手“パラレイ”。その相手、「武士道シリーズ」で魅せた無骨な男“チェ・ム・べ”。片や総合7戦無敗の新手・・・片や這い上がり・・・。そんな軽い気持ちだったのは、すみません、正直なところです。試合は終始“パラレイ”ペースの打撃の応酬!出せば当たる・・・。右アッパー・・・右フック・・・左右のラッシュ・・・。“チェ”の顔面や体にヒットしたパンチは、1R・76発、2R・60発(数えましたが間違っていたらすみません)。それでも前に出る・・・押し込んでいく“チェ”。前へ・・・前へ・・・そして前へ。「重戦車」という比喩がふさわしいほどに、前へ・・・。
以前、“角田信朗”氏が言っていた事を思いだします。「格闘家たるもの、死ぬときはリング上だろうが道端のドブだろうが、どんな時でもどんな死にかたでも、絶対に前のめりで・・・」そう言っていました。
これも民性なのでしょうか?前戦の“山本”戦を見ても、今の“チェ”には格闘家に一番必要なモノがあります。どんな素早いフットワークよりも・・・どんな力強いタックルよりも・・・どんな綺麗なサブミッションよりも・・・どんな技術よりも・・・一番必要な、あきらめない心。精一杯頑張る心。我慢して、我慢して、我慢して、そして我慢して・・・さらに我慢して・・・へたくそなバックハンドブローを繰り出し、残り時間が30秒という無謀と思われる時間帯にタックルをし、その機を逃さずに、ばたばたとしながらも力ずくで締め上げて、残り時間わずかで勝利する!!もはや逆転などと言う言葉のくくりでは収まらない戦い。最後に、自分で自分の頭を3発殴って「全139発の我慢劇」の完成。皆の事を忘れない、「フィーバーポーズ」も大アリです!
いかがでしょうか?そんな不恰好で、無骨で、不器用で・・・そんな生き方もアリなのではないでしょうか?なんとなく、こういう人を見ていると実生活でも頑張って生きていけそうです。信仰心はありませんが、どこかで神様は見ているから・・・きっと頑張ればいいプレゼントをくれるのでしょう。“チェ・ム・ベ”・・・・引かない漢
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格信犯toto+全試合寸評2004.10.31 PRIDE.28 |
Special 2004.11.05 |
さいたまスーパーアリーナで開催されたPRIDE.28の勝敗予想を編集部でしました。前回のトト優勝者のなのですさん@総合格闘技なのです、いむてくさん、ta.eさん、CHIさんに加え、格信犯入りしたちりさん@VIVA!格闘技にご参加頂きました。その予想結果と試合結果に寸評を加えて掲載します。
ルール
・3点=勝敗と極まり手(KO or 一本 or 判定)ともに的中の場合
・2点=勝敗のみが的中の場合
・勝敗が外れ、極まり手のみが的中しても得点にはならない
・極まり手はKO、一本、判定の三種類から選択
・2点=勝敗のみが的中の場合
・勝敗が外れ、極まり手のみが的中しても得点にはならない
・極まり手はKO、一本、判定の三種類から選択
<第1試合>
●横井宏考(日本/チーム・アライアンス)
○ヒース・ヒーリング(アメリカ/ゴールデン・グローリー)
1R1'55" KO:グラウンド4点ポジションでの膝蹴りでレフェリーストップ
●横井宏考(日本/チーム・アライアンス)
○ヒース・ヒーリング(アメリカ/ゴールデン・グローリー)
1R1'55" KO:グラウンド4点ポジションでの膝蹴りでレフェリーストップ
第一試合からエキサイティングな試合を見せつけてくれたヒーリング。オランダを離れたロスでのトレーニングが、結果「暴れ馬」の復活を呼び起こしたのだろうか?久々に見るリング上での暴れ馬。完全復活のヒーリングに今後も期待したい。(★ちり★)
<第2試合>
○チェ・ム・ベ(韓国/CMA-KPW コリア)
●ソア・パラレイ(ニュージーランド/ファイトクラブ)
2R 4'54" 一本:スリーパーホールド
○チェ・ム・ベ(韓国/CMA-KPW コリア)
●ソア・パラレイ(ニュージーランド/ファイトクラブ)
2R 4'54" 一本:スリーパーホールド
今大会のMVPはチェ様ことチェ・ム・ベ。いくらパンチがクリーンヒットしようとも倒れないそのタフネスは韓国人特有の気持ちの強さから来るのだろうか。サンデーナイト・チェ・フィーバー到来を予感させるエキサイティングな内容となった。(marc_nas)
<第3試合>
○ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
●セルゲイ・イグナチェフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
1R 8'37" 一本:スリーパーホールド
○ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
●セルゲイ・イグナチェフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
1R 8'37" 一本:スリーパーホールド
前回の敗戦は豪快なパワーボムで失神したように見えるが、バッティングともとれる。実際、ジャクソンのおでこはアローナの歯形がつき出血していた。あのインパクト大の敗戦イメージを払拭するに値する見事な一本勝ち。PRIDEでヴァンダレイを倒せるのは彼かヘンダーソンしかいない。(marc_nas)
<第4試合>
○エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドレビル)
●ジェームス・トンプソン(イギリス/チームMMAユニバース)
1R 0'12" KO:左フックでレフェリーストップ
○エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドレビル)
●ジェームス・トンプソン(イギリス/チームMMAユニバース)
1R 0'12" KO:左フックでレフェリーストップ
共に195cm、115kg以上という規格外対決。予想では双方スタミナがなくなりグダグダの試合になるのではないかと懸念していたが、思わぬ短期決戦。会場の盛り上がり方も物凄かった。(marc_nas)
<第5試合>
●金原弘光(日本/UKR)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
2R 3'52” TKO:首相撲からの膝蹴りによる流血、鼻骨骨折でドクターストップ
●金原弘光(日本/UKR)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
2R 3'52” TKO:首相撲からの膝蹴りによる流血、鼻骨骨折でドクターストップ
2000年2月の兄ヴァレンタインの敵討ちを果たした形となった弟アリスター。ミルコばりに寝てる相手に立つようアピールを繰り返したが、オランダ人らしく踏みつけやサッカーボールキックをするのも得策では、と感じた。(marc_nas)
<第6試合>
○マーク・ハント(ニュージーランド/リバプール・キックボクシングジム)
●ダン・ボビッシュ(アメリカ/バート・ベイル・シュートフファイティング)
1R 6'23" KO:サッカーボールキックでレフェリーストップ
○マーク・ハント(ニュージーランド/リバプール・キックボクシングジム)
●ダン・ボビッシュ(アメリカ/バート・ベイル・シュートフファイティング)
1R 6'23" KO:サッカーボールキックでレフェリーストップ
グッドリッジなき今、「PRIDEの番人」の素質十分なボビッシュ。負けっぷりもそれに値する。ただ欲を言えば、もう少し相手のいい所を引き出し、負けを恐れない突貫ファイトをして欲しい所だ。(marc_nas)
<第7試合>
●中村和裕(日本/吉田道場)
○ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
1R 1'15" KO:アクシデント的な左肩脱臼でレフェリーストップ
●中村和裕(日本/吉田道場)
○ダン・ヘンダーソン(アメリカ/チーム・クエスト)
1R 1'15" KO:アクシデント的な左肩脱臼でレフェリーストップ
アクシデント的な結末だったが、それまでも終始ヘンダーソンペースだった。彼の完全復活を予感させる1分15秒であった。(marc_nas)
<第8試合>
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
●ジョシュ・バーネット(アメリカ/新日本プロレスリング)
1R 0'46" 一本:アクシデント的な左肩脱臼でタップアウト
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
●ジョシュ・バーネット(アメリカ/新日本プロレスリング)
1R 0'46" 一本:アクシデント的な左肩脱臼でタップアウト
自分の中では最も楽しみだったこの試合。こんな形になってしまったのは非常に残念。ケガが完治し次第、再戦を強く望む。タップしているジョシュに気付かなかったのだろうが、パンチとキックをやめたなかったミルコにまた不快感を感じてしまった。(marc_nas)
<第9試合> PRIDEミドル級タイトルマッチ
○ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/王者)
●クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/チーム・オーヤマ/挑戦者)
2R 3'26" KO :膝蹴りによるダウン
○ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/王者)
●クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ/チーム・オーヤマ/挑戦者)
2R 3'26" KO :膝蹴りによるダウン
奇しくもアクシデント二連発となり、フラストレーションの溜まった観客の溜飲を一気に下げたこの試合。格闘技に「たられば」は禁物だが、もう一分あれば結果は変わったかも知れない。(marc_nas)
予想結果

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総合格闘技向上委員会ver.11.0 屈折した光 ~041014_武士道5~ |
marc_nas 2004.10.29 |
2004年10月14日 PRIDE武士道其の伍@大阪城ホールを観戦し、気になった試合をいくつかピックアップして私なりの見解を述べたいと思う。その前に、大会全体の印象としては、前回「ver.8.0 何処へ行く武士道 ~040719_武士道4~」で述べた「軽量級や日本人選手の発掘・日本対世界とう元来のコンセプトをより打ち出し、PRIDEナンバーシリーズとの明確な差別化を切に願う」という願望が叶った形となった。ヴァンダレイやミルコに頼る今までのPRIDEセカンドラインとは異なり、K-1JAPAN+MAXのような意義のあるPRIDEアナザーラインなったのではないだろうか。
屈折した光
●今成正和 (日本/チームROKEN)
○ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
判定0-3
○ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
判定0-3
今成正和が放つ光は、他の選手のそれとは全く異質である。パウンド全盛の現在の総合格闘技のリングにおいて、足関節に挑み続けるその姿は私たち観客にとってはとてもエキサイティングである。と同時に、演者にとってはとてもハイリスクである。
しかし、今回のPRIDEのリングでも、今まで同様、肉を切らせて骨を断つ精神でアグレッシブに足関節にトライし続けたが、ルイス・ブスカペはよく研究し、警戒し、最後まで極めさせなかった。残念ながら、今回は今成の屈折した七色に輝く光は、見事ブスカペという壁に閉ざされてしまった。けれど、初見の観客達もその異彩の光の断片は垣間みる事が出来たのではないだろうか。
リアルプロレス
○美濃輪育久(日本/フリー)
●上山龍紀(日本/U-FILE CAMP.com)
判定2-1
●上山龍紀(日本/U-FILE CAMP.com)
判定2-1
リアルファイトの対極に位置するのはプロレスじゃない。自分の提唱するリアルプロレス。そう、リアルかつプロフェッショルなレスリングだ!と前回の試合で美濃輪育久は高らかに叫んだ。今回の試合では鳴りを潜め、判定勝利後もマイクパフォーマンスなしに、田村潔司を無言で指さすに留まった。田村への挑戦はもうワンステップ必要ではないかと感じられた。
リアル武士道精神
○長南亮(日本/フリー)
●カーロス・ニュートン(カナダ/ウォリアー・マーシャルアーツ・センター)
判定3-0
●カーロス・ニュートン(カナダ/ウォリアー・マーシャルアーツ・センター)
判定3-0
今回のベストバウトは間違いなく長南亮vsカーロス・ニュートン。道場のケンカ番長最強説が唱えられる時代などとうに過ぎ去り、相手を研究し、技術の攻防のスポーツと化した総合格闘技。そのリングにおいて、長南は山本KID同様、殺伐としたケンカスピリッツを感じることができる数少ない選手。サインに「殺」という一文字を書いたり、マウスピースに「KILL」という文字を刻んでいることからも感じ取ることができる。
長南が試合前の会見で「前回(ヒカルド・アルメイダ戦)、自分は負けました。二度も続けて負けるような選手は、もういりません。」と自分の進退までも匂わせた。自分を鼓舞させるためや、ファンへの虚飾のメッセージではないのではないか。ハラキリ精神、負け=死という武士道精神を持って試合に臨んでいるのだと思った。
また試合後のマイクでも「僕はファイターで、喋りに来たわけじゃありません。ありがとうございます。皆さんのおかげで勝ちました」と。自分は闘いによってのみファンを魅せるといった強い心の表れではないだろうか。また彼に強い武士道精神を感じた。
リスペクト
○五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
●チャールズ・“クレイジーホース”・ベネット(アメリカ/フリー)
1R 5'52" アームロック
●チャールズ・“クレイジーホース”・ベネット(アメリカ/フリー)
1R 5'52" アームロック
試合中、隣の若者が「クロ!帰れ!」と大声で叫んだ。そして「Black Go Home!」と続けた。長くプロレスや総合格闘技を観戦してき、観客のヤジで不快感を憶えたことは多々あるが、こういった人種差別的発言が聞かれたのは初めてだった。おそらく修斗やパンクラスのリングではこういった言葉は聞かれなかっただろう。PRIDEという大きな舞台で様々な観客が集まるからなのかも知れない。しかし、これは許されない行為である。最低だ。注目していると彼は五味隆典グルーピーだった。しかし、彼のような一部のファンのそのような行為により五味ファンや大阪のファン全体が下品であるように認識されてしまうではないか。
私が「総合格闘技向上委員会」とタイトルしたのは、格闘技ファンの裾野の拡大を目的とし、つまりは、ファンの格闘技を観る目を養ってもらうことこそが、格闘技そのものの向上に繋がるのではないかという思いを込めたのだ。そんな心ないファンがいる限り、大袈裟かも知れないが、格闘技の向上の妨げにもなりかねない。選手も対戦相手にリスペクトを持って戦っているのだから、我々ファンもまた贔屓の選手の憎き対戦相手であってもリスペクトを持って応援してほしい。
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Men's JourneyPRIDE武士道其の伍@大阪『武士道大阪上陸』 |
MJ 2004.10.29 |
前回の名古屋に続き武士道に行ってきました!対戦カードは決して悪くありませんでしたが、平日開催ということもあって客入りもまばら・・・。でも僕らは十分に楽しめました。今回もMen's Journeyと題して印象に残った試合や出来事をレポートしてみます。
●桜庭和志(高田道場)
○りえむら(関西テレビ)
60分 ドン引き
○りえむら(関西テレビ)
60分 ドン引き
『りえむら』とは関西テレビの村西利恵アナをメインパーソナリティにした深夜のバラエティー番組なんですが、武士道直前にサクが宣伝も兼ねてゲスト出演。しかし内容はひどかった。悲惨な質問の数々や、バカ女どもが「桜庭さん聞いて下さい」と言って、サクのテーマを合唱するなど・・・。ほんと見てられませんでした。1時間番組ですが、終始困惑気味の表情だったサクは二度と出演しないでしょう。関テレさんほんまにたのんまっせ!!
(期待度90 興奮度10 ドン引き100)
(期待度90 興奮度10 ドン引き100)
○戦闘竜(フリー)
●マル・ザ・ツイン・タイガー(シンドージム)
1R 0'21" KO
●マル・ザ・ツイン・タイガー(シンドージム)
1R 0'21" KO
竜虎相見える名勝負になるか!?という期待感と戦闘竜の初勝利が懸かった緊張の一戦。結果は元力士らしく短期決着!殴り合いから右フックをヒットさせ完全勝利!やはり今年の虎は、とことん竜に弱い。この勢いでオレ竜格闘道突き進んで下さい。
(期待度70 興奮度80 満足度70)
(期待度70 興奮度80 満足度70)
●今成正和(チームROKEN)
○ルイス・ブスカペ(ブラジリアン・トップチーム)
2R 判定
○ルイス・ブスカペ(ブラジリアン・トップチーム)
2R 判定
“足関十段”の異名を取る今成。打撃を使わない選手がPRIDEで勝利を上げれるか!?格信犯TOTOでも期待を込めて一票投じましたが、足関対策もバッチリだったブスカペが一枚上手でした。試合後にセコンドの鬼木が「相手の足がぬるぬるしていたみたいで、正々堂々と戦えないやつは負けでしょう。見ていたら分かると思うけど寝技を怖がっていたし、どちらが勝ったかは分かるでしょう」とコメント・・・さすが!
(期待度90 興奮度60 満足度50)
(期待度90 興奮度60 満足度50)
●桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
○クラウスレイ・グレイシー(ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)
2R 1'02" 腕ひしぎ十字固め
○クラウスレイ・グレイシー(ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)
2R 1'02" 腕ひしぎ十字固め
最近格闘技に興味を持った(大阪の)ファンはマッハの修斗時代を知らない、武士道でいまいち奮わないマッハのことを弱いと勘違いしている、間違いない!でも今回の対戦相手のクラウスレイ・グレイシーは國奥にも勝った実力者、他の日本人選手も簡単に勝てる相手ではない、ああいう地味に強い選手との対戦を受けるときは充分注意すべきだ、気をつけつけろ!初の一本負けを喫したマッハだが会場外ではファンのサイン責めにも応えていた、内心は『どこ見てんのよ』と威嚇したかったはずだ、間違いない!
※ちなみに僕は、長井秀和、青木さやか、波田陽区等のエンタ芸人を全く面白いと思いません、でもエンタの神様は毎週見てます・・・切腹!!
(期待度80 興奮度40 満足度20)
※ちなみに僕は、長井秀和、青木さやか、波田陽区等のエンタ芸人を全く面白いと思いません、でもエンタの神様は毎週見てます・・・切腹!!
(期待度80 興奮度40 満足度20)
●MJ(格信犯)
○下柳剛(阪神タイガース)
3秒 KO
○下柳剛(阪神タイガース)
3秒 KO
城ホール外で高田道場一行に同行し来場していた下さんを発見!ファンに囲まれるPRIDE選手をよそに一人でぼーっとしていたので声をかけてみました。
MJ 「下柳さんいっ・・・」
下さん「あー今日はごめんなさい」
最後まで言う瞬間も与えられず、秒殺されてしまいました。
(期待度100 興奮度0 満足度0)
MJ 「下柳さんいっ・・・」
下さん「あー今日はごめんなさい」
最後まで言う瞬間も与えられず、秒殺されてしまいました。
(期待度100 興奮度0 満足度0)
○Karpen(格信犯)
●浜松の男(オタク6段)
5分 KO
●浜松の男(オタク6段)
5分 KO
城ホール外で、他とは一味違う光を放っていた男がKarpenと激突!(以下見世物小屋客寄せ風に)
浜松で生まれしこの男、五体満足に生を受け、歳のころは30そこそこ。紙袋一つで鈍行乗り込み、半日の時を経て武士道観戦。城ホール外ではバス・ルッテンに近づき、なにやら楽しそうに会話をし、周りから見れば、かなりの重鎮と見受けられる。しかしその正体は見るも無残な格闘技オタク。怪しげなこの男、お次はKarpenにふらふら近づき、自分の本性を惜しげもなく話し出す。驚くなかれ!帰りも鈍行で半日かけて故郷浜松に、そして朝の7時から仕事に直行!!・・・さぁ続きを知りたければ10.31さいたまスーパーアリーナの出口に集まった、集まった!!
※見世物小屋・・・最近は少なくなりましたが、20代後半以上の人なら一度は目にしたことがあるはずです。各地方の大きなお祭り会場に必ず現れる。読んでその名の通り“みせもの小屋”です。何を見せているかはここでは自粛させて頂きます。
(期待度0 興奮度30 笑い80)
浜松で生まれしこの男、五体満足に生を受け、歳のころは30そこそこ。紙袋一つで鈍行乗り込み、半日の時を経て武士道観戦。城ホール外ではバス・ルッテンに近づき、なにやら楽しそうに会話をし、周りから見れば、かなりの重鎮と見受けられる。しかしその正体は見るも無残な格闘技オタク。怪しげなこの男、お次はKarpenにふらふら近づき、自分の本性を惜しげもなく話し出す。驚くなかれ!帰りも鈍行で半日かけて故郷浜松に、そして朝の7時から仕事に直行!!・・・さぁ続きを知りたければ10.31さいたまスーパーアリーナの出口に集まった、集まった!!
※見世物小屋・・・最近は少なくなりましたが、20代後半以上の人なら一度は目にしたことがあるはずです。各地方の大きなお祭り会場に必ず現れる。読んでその名の通り“みせもの小屋”です。何を見せているかはここでは自粛させて頂きます。
(期待度0 興奮度30 笑い80)
△格信犯
△宇梶剛士
15分 DRAW
△宇梶剛士
15分 DRAW
武士道後MJ、marc_nas、Karpen、48んの4人で心斎橋の居酒屋に移動。ここ最近のPRIDE前後には何かの形でミラクルが起こっていたのが今回はないか・・・と諦めていた瞬間、俳優の宇梶剛士さんが店に入って来ました!かなり酔っ払っている様子で隣の席の若者とすぐに意気投合!隣の隣の席だった僕らはすぐにでも声を掛けたかったんですが、下さんに屈辱のKO負けを喫した僕は悪夢がよぎって席を動けず・・・。そこで立ち上がった勇敢な48んがジョッキを持って宇梶さんの席に向かいました。
48ん 「宇梶さん、僕も乾杯いいっすか?」
宇梶さん「(いきなり後ろから現れた48んに驚きながら)誰だ〜おまえ!?どっからあらわれたんだよ〜」
と言いながらも宇梶さんが僕らの席まで来て下さって、みんなで乾杯!中島らもさんの追悼イベントで来阪していたので『お父さんのバックドロップ』の話などで盛り上がり、最後はケッパレ・ポーズで写真まで撮って頂きました。必ず映画見に行きます。
(期待度100 興奮度80 満足度80)
48ん 「宇梶さん、僕も乾杯いいっすか?」
宇梶さん「(いきなり後ろから現れた48んに驚きながら)誰だ〜おまえ!?どっからあらわれたんだよ〜」
と言いながらも宇梶さんが僕らの席まで来て下さって、みんなで乾杯!中島らもさんの追悼イベントで来阪していたので『お父さんのバックドロップ』の話などで盛り上がり、最後はケッパレ・ポーズで写真まで撮って頂きました。必ず映画見に行きます。
(期待度100 興奮度80 満足度80)
10月14日、今夏の猛暑はどこへいったのかと思うほどすっかり秋の気配の大阪で、PRIDE武士道其の伍が開催された。
お盆休みを取り損ねていた事が幸いし、2ヶ月遅れの夏期休暇申請に成功した私も会場である大阪城ホールへ向かったのだが、今回ばかりは客入りを心配せずにはいられなかった。これまで四回行われた武士道は、判定にもつれ込む試合の多さや、本来のコンセプトである日本人選手の活躍が薄かったと言わざるを得ない。また今回、武士道としては初の平日開催という客足を遠のけるネガティブ要素を十分はらんでいたのである。ただ、今回のカードを見てみると、五味、マッハの武士道常連組はもちろんだが、足関十段の今成のPRIDE初参戦や、長南亮 vs カーロス・ニュートンなど魅力的なカードが揃っていた。
さて、開始1時間ほど前に入場したのだが、案の定空席が目立った。30分前になっても、オープニング直前になっても、空席がどうしても目立つ。私はDSEの社員ではないが、こういう状況を大阪の会場で見る事が非常に残念でならない。これが、東京での開催であったらどうだっただろうか。。。と考えてしまうのである。今回の武士道パンフレットにDSE榊原社長の言葉のなかに『目の肥えた大阪のファンの皆様に〜』というものがあったが、これは完全にリップサービスだろう。ただでさえ首都圏と比べると総合格闘技を生で観戦する機会は圧倒的に少ない。試合が始まってからも、会場の盛り上がりはいまひとつと言わざるを得ない状況であった。今回特に思ったのが、私たちのようなある程度ディープなファンは試合内容がよければそれで満足できるのかもしれない。しかし初めてPRIDEを観戦しにきたビギナーファンも多かったと思うが、彼らはその興行が成功か否かを左右する重要なポイント、『会場の熱』を感じることができたのだろうか。
ただそんなネガティブ要素の中でも選手たちは、私たちの期待に応えてくれた。戦闘竜の総合格闘技初勝利や、長南亮の大逆転勝利。今回初めてメインを努めた五味隆典は『お客さんをスカッとした気持ちで帰す』と試合前に話していたが、その言葉通りの一本勝ちを収めた。
だからこそ満員の観客の中で彼らには試合をさせたかったし、彼ら選手にも大阪の観客の熱さを感じてほしかった。結果的には、ミルコやヴァンダレイなしの地方平日開催という実験的興行は、時期尚早だったのかもしれない。こんな状況を少しでも打破するために、これからも色々な視点から格闘技界を見つめ、たくさんの人にその素晴らしさを伝え、格闘技ファンの裾野を広げていく事が私たちの目指すべきところなのだ。そんなことを思った秋の一日であった。